雨上がりのゴングを鳴らせ

重岡くんと阿部くんがすきなオタク @Reee__8i727

いつも太陽を見せてくれる人へ

私が初めて自分のお金で買ったCDはジャニーズWESTの3rdシングル・ズンドコパラダイスでした。7人の天使が微笑んでいました。*1


私がジャニーズで初めて祝った誕生日は神山くんでした。1月に正式に応援し始めた私にとってのジャニーズWEST内ファーストバースデーボーイだったからです。


私が初めて自分用に買ったジャニーズの顔うちわは、重岡くんのうちわでした。重岡くんはバナナを持って猿耳を付けていました。何だこれはと思いましたが、お顔が可愛かったからOKでした。


私が初めてファンクラブに入ったジャニーズはジャニーズWESTでした。開設後に秒で入会しました。まだ紙入会でした。あの時の振込用紙が人生で書いた文字の中で最もガタガタで読みづらかったと自負していますが、それもあってかなんと3万台の会員証をゲットいたしました。(その後名義が息絶える)


私が初めて持った、色が変えられるペンライトは雪だるま型でした。京セラドームで赤色の雪だるまを振りました。


私が初めてライブで地方遠征に行ったのはジャニーズWESTの『24から感謝届けます』通称『24コン』でした。激寒いなか3時間半グッズ列に並び、うちわとペンラとファイルしか買わない予定だったのに、結局個人グッズが販売されなかったのをいいことにグッズ全制覇をしました。





そして今、立派なオタクに成長しました。









全部、重岡くんのせいだ。

(雪が綺麗と笑うのは君がいい〜〜♪ でも寒いねって嬉しそうなのも〜〜♪)(BGM)









ということで、



ジャニオタ界に私を引きずり込みやがった重岡くん、お誕生日おめでとうございます!!!!!!!






重岡大毅(28)が公式化されましたね。28歳って。にじゅうはちって。


2006年に入所した重岡くんが2020年に28歳ということは、もう人生の半分くらいジャニーズアイドルをやっているということですね。




本格的に大人ですが、中身は少年のままな重岡くん。


公園にブランコがあったら「一番乗り〜!」とでも言いたげなご満悦顔しながら乗ってしまいそうな無邪気感。

夏祭りでブルーハワイのカキ氷食べてベロ真っ青にしていそうなご近所感。

教科書の背表紙で頭をチョップしてきそうな同級生感。

海辺を自転車二人乗りして、パピコを半分こしたいなとか思わせる青春感。



挙げたらキリがないけど、学生にとっては日常的だけど大人にとっては非日常的な現実離れしたような、甘酸っぱい空気感を作れる重岡くんが好きです。


『大人だけど大人じゃない』というパラドックスとも取れる言葉が重岡くんと絡むことでとてもナチュラルに正当化されていくのがとても好き。












重岡くんはみんなを明るく照らしてくれる 太陽 のようだと長年思ってきました。



でも、重岡くん自体が 太陽 なのではなく、重岡くんは 太陽を探すのが上手な人 なんだなと最近思うようになりました。





そう思うようになったのは、重岡くんがやたら「俺らもみんなと同じ人間やから」と言うようになったのがきっかけ。



(正直、重岡くんはプライベートを全くと言っていいほど明かさない人なので、このブログは、いちオタクの推測ブログになります)




重岡くんは、「アイドルはこうあるべき」という概念をしっかりと持った人なんだと思う。


「アイドルは私生活を見せない」というアイドル観を強く持っているのか、ただ警戒心が強いのか、


  • 私服を特定されないために服に付いているロゴにガムテープを貼る。
  • 私服を特定されないためにツアーTで渋谷を歩く。
  • 高校では3年間メガネとマスクで生活。
  • ジャニーズweb内のブログがデビューしてすぐに始まったが、2014年から今まで写真を載せたことはない。
  • ジャニーズwebのブログに登場するのは主に「天気」「花粉症」「メンバー」「ニラ」
  • メンバーすら重岡くんがどこに住んでいるか知らない。
  • ケンティーに「ブログにツーショット載せていい?」と聞かれて「俺、プライベートはNGやから。」と断る。



などのエピソードを持つ、プライベートを一切見せないアイドル。

アイドルプライベートをメンバーごとしっかりめに線引きしている。









重岡くんは、関西Jr.の第一線に立ったころからデビューして1〜2年経ったくらいまで髪型を変えずに分け目もほぼ変えずにいてメンバーによくイジられていたが、アレが重岡くんにとってのスイッチだったのかなと思う。



プライベートの重岡大毅が髪をセットすることによって、絵に描いたようなキラキラアイドルの重岡大毅に変身できる。


そのことで気持ちごと切り替えていたのかなと勝手に思っている。


アイドルに変身した重岡くんはキラキラ笑顔を振りまいてバチバチにウインクをかますスーパーキラキラ人間になる。


綺麗に8:2にセットされた前髪によってアイドル重岡大毅を確立していた。




しかしそんなキラキラアイドルでいながら、Jr.時代を振り返って

「なんか、あれこれ考えずに、無邪気だったころに戻りたいっていう気持ちがどっかにあって。デビューもしたんで、責任はドンドン大きくなる。石ころを蹴ってるだけで楽しかったころに戻りたいってのが、たぶんどっかにあって。」

「僕、小中高、全部地元で。この前、急になんか通学路を、もう1回歩いてみたくなって散歩したんです。そしたら、いつのまにか泣いてて。」


と、アイドルでいることへの苦悩を告白した。



それと同時に、

「ジャニーズに入るまでの自分の生き方が汚点。」

「ジャニーズに入って、おおげさに聞こえるかもしれないですけど、人生のすべてを学んだというか、いろんなことに気づかせてもらった。」

「(辞めようと)1回も思わなかったです。1回も。絶対やめないって思ってましたから。僕、捧げてきたんで、ジャニーズに。人生も、青春っていう青春も全部。ほかの道なんて存在しなかったし、この世界がなくなることが怖かったんで。」


とも言っている。


アイドル意識がとても高い発言と取れるが、アイドルでいる自分に依存してしまっているとも思える発言。


そんなことを言いつつ、ファンの前ではキラキラ完璧アイドルをやってのける重岡くんを見て、やるせない気持ちになった。



重岡くんは、1つのことに集中すると他の全てを投げ出して必死になってしまう、とても脆く危うい人だ。


もちろん一生懸命に1つの目標に向かって真っ直ぐに突っ走る重岡くんが大好きだけど、自分ばっかり幸せにしてもらってなんだか申し訳ない。


ファンとしてはとても嬉しいし、心から大好きだと思えるが、もっと自分を大事にしてほしい。もっともっと自分を幸せにしてほしいと思った。



それでもデビューして1年ほど、重岡くんの前髪は8:2のままだった。










そして2015年下半期、重岡くんが突然前髪を上げ始めた。

重岡くんはアイドルスイッチである前髪8:2をやめ、新しいアイドルを始めたのだ。



しかしそれと同じ頃から重岡くんの笑顔はぎこちないものになった。
重岡くんのチャームポイントである、窪みが見られなくなったなと感じたのもちょうどその時期。




そう感じた時、『溺れるナイフ』を撮っていた時期の重岡くんの言葉がフラッシュバックした。

「俺、考え方が捻くれてるのかもしれないけど……。いつだったか、ステージで"笑えばいいんでしょ"って思ったときに、突然笑えなくなったことがあるんです。形だけの笑顔が"うそやん!"って急に思い始めて。『アイドル=笑顔』みたいなイメージがあるかもしれないけど、それがすごくぎこちない時期はありましたね。(中略)うまく説明できないけれど、自分の中に、アイドルっぽいキラキラを出すスイッチみたいなのはあります(笑)。」

真相は誰にも分からないがその当時の私は、重岡くんはこの現象がまた起こっているのだと思った。


「ファンを喜ばせるアイドルになるために」ではなく、自分に正直にアイドルを始めたのだと嬉しかった。





その反面、なんだか物足りないなと感じる私もいた。


そういう感情が出てくるということは、重岡くんの正直な笑顔よりも、"うそやん!"な形だけの笑顔のほうが好きということであって。

自分はなんて残酷な人なんだろうと思った。


「重岡くんはまず自分自身を幸せにしてほしい」とか言いつつ、私は重岡くんの笑顔を商品として見ていたんだなと自分で悲しくなった。

(あとから、この時期は『重岡くんが今まで描いてきたアイドル像を追いかけるのをやめ、新しい自分だけの理想のアイドル像を考えていた期間』だったと知る)








そして、いつからか、重岡くんはまた満開の笑顔を見せるようになった。


重岡くんはいつだって突然。『プリンシパルの君へ』*2くらいからかな?



その満開の笑顔は「"うそやん!"な形だけの笑顔」ではなく、「ぎこちない笑顔」でもなく、「重岡大毅という人間としての最高の笑顔」だった。



重岡くんが自分の理想の『アイドル』を全うし、楽しみ始めたのだ。




その頃から、重岡くんは人間として人間を応援し始めた。

全国ツアー WESTival 広島最終日
「『頑張れ』って、そんなのキラキラしたグループから言われても『いや、あんたらスーパーマンやし』ってなるよな。俺らは、ジャニーズジャニーズではないけど、記憶に残るライブがしたい。俺らはな、スーパーマンなんかじゃなくて、みんなと一緒やから!だからこそ俺は言う。広島〜!!頑張れ〜〜!!!」

Johnnys Dream Island2020 8/1
「僕らジャニーズWEST本当に、アイドルやけどさ、1人の人間として応援できたらいいなっていうのはあるから。やっぱ、応援してくれるって嬉しいやんか。俺らも、みんなを応援したいからさ。」

重岡くんは「同じ立場でみんなを応援する」「みんなを元気にする」という自分だけのアイドル像を描きあげ、ガチ応援を始めたのである。




アイドルとはふつうアイドルとしてファンを応援するが、重岡くんは敢えて「俺らも同じ人間やから」と前置きをした後で「頑張れ!」と応援する、アイドル界ではなかなかトリッキーな人だと感じる。


私は、アイドルにはアイドルでいてほしいと思っているオタクなので、最初は「いやいやいや、、」と思っていたが、


「私生活は見せない」「努力は隠す」という元祖のアイドル観をずっと持ち合わせている人なのでパラドックスは生じるものの、上手く採算が取れてしまうのである。



スーパーマンに応援されるより、同じ立ち位置の人に応援されるほうが嬉しいし、心に刺さるに決まっている。



しかし、ステージに立つとやはりアイドルだ。


同じ人間だということを忘れてしまうくらいに、重岡大毅は飾らずともアイドルだ。

前髪を上げていようが分けていようが重岡くんはアイドルだ。



前髪8:2によって確立されていた時よりも、重岡大毅のパッションによって確立されている今の方が断然アイドルだ。



言葉だけでは伝わらないと理解しているのでちょっとアレですが、重岡大毅の飾らないありのままのパフォーマンスから次から次へと溢れ出してくるカラフルなパッションは本物アイドルの証(こればっかりは自分の目で見てほしい。24コンのパリピポアンセムで外周ぐるっと周ってメンステに帰ってきて、京セラの0番に立った重岡大毅を見てほしい。ここがこの人のいるべき場所だと思った。)




アイドルとは、知らないうちにファンに神格化されているものだと思う。


その上で重岡くんは人として人を応援する。

しかしアイドルとして私生活は見せない。


何とも潔い人。


アイドルなの?人なの?やっぱりキラキラしてる?でも同じ立場の"人"?と目まぐるしい。


しかし、誰が何と言おうと重岡大毅は人としてもアイドルとしても、とてつもなくかっこいい。


人として人を応援するスーパーアイドル重岡大毅を応援したい。








このブログを書くのを機に、デビュー当初の10,000字インタビューとデビュー5年目の10,000字インタビューを読み返してみたが、違う人か!?と思った。


デビュー当初は

「売れるために」
「国民的アイドルになるために」
「仕事は奪い取るくらいの気持ちがないと」
「ぶっちゃけ、俺よりセンターに適任な人が出てきたら、そいつが立ったらいいと思ってて。」
「ゴールがどこかは分からないけどとにかく今を頑張るしかない」

と、重い荷物を背負って全力疾走してるみたいなコメントをしていたのに対して、デビュー5年目は

「もし、求められるまま要望にこたえるのをアイドルというなら、俺は向いてないかもしれないなって(笑)。息苦しくなってしまうというか。そうっすねえ、たぶん、こうあるべきみたいなのを追いかけていたら、どこかでおかしくなってた気がすんな。ほんま、なに生意気なこと言ってんねんって話ですけど。」

「俺が何を求めてるかって言ったら、自分の感情がバーッてなる瞬間をずっと求めてんのかなって。魂みたいなんがドーーンッてなる瞬間しか追い求めてないんですね。」

「俺、人生も青春もアイドルに、ジャニーズに捧げてきたのはまちがいなくて。ただ、うまく言葉にできないけど、今は理想のアイドルの先、理想の自分を追いかけてるというか。」


と、肩の力がするんと抜けて、物事を俯瞰的に見れるようになったんだなあと安心するコメントばかりだった。


自分なりに模索しつつやっと見つけたアイドル像をやっと全うし始めたんだなあと嬉しく思った。


これを重岡くんを知らない人が読んだら、何言ってんだこいつって感じかもしれない。

でも、ファンから見て重岡くんは間違いなく『感情がバーッて』『魂がドーーンッて』って感じなので、重岡くんが供給してくれるアイドル像と、私たちが受け取っているアイドルに相違がないとわかってとても嬉しい。

シゲオカ is Don't think feel 。




私は一度、ジャニーズWESTが「てっぺん」を目指すのをやめたことに対して、文字面だけを見て"ずっと掲げてきた目標を諦めたの!?なんで!?"と、感情的になったことがあるが、この10,000字インタビューを読んで、やっぱりこの人たちは「てっぺん」よりも素晴らしい景色を見せてくれるつもりなんだなと思った。


私は「てっぺん」にこだわる彼らが好きだったわけではなく、一度掲げた目標に向かって努力を重ねる彼らが好きだったんだと気付いた。

言ってしまえばその目標は「てっぺん」でなくてもいい。

明言もしなくていい。


もし、その秘めた目標を達成した時に、「実は…」ってこっそり教えてほしい。

そのくらいがいい。






デビュー後に

「青春は全てジャニーズに捧げてきた」

と発言した重岡くんが、その"青春"を捧げた大阪松竹座から先日ライブ配信をしたとき、全開の笑顔で

「青春ってさ、10代のもんみたいな感じするやん?どうしても、大人になったらさ『青春"みたい"やな〜』って、"みたい"ってどうしても付くねん。どうしても付くねん。けど今は俺すっげえ青春してるなって思う!」

と言っていたのが本当に熱くて嬉しかった。




重岡くんがアイドルを辞めたくなくて投げ捨てた青春を、

今理想のアイドル像を全うしながら20代の重岡くんが1つ1つ楽しそうに拾い集めている。


こんなにアツい話があるでしょうか?



10代の重岡くんが楽しめなかった青春を20代になった重岡くんが今全力で楽しんでいるなんて、ドラマチックでワクワクするじゃん。



青春に定義なんてないんだから、30代になろうと40代になろうと、青春をエンジョイしてほしい。


それが重岡大毅というアイドル。







さっきも少し言ったが、重岡くんはいつだって突然だ。

深く考えずに思い切って舵を切っている感じがして、そこが脆くて危なっかしい。


しかも舵を切ったことはファンに事後報告としてフワッと伝えてくる。裏側は一切見せない男。


この人に付いて行って大丈夫か?と思わせる適度な無鉄砲感もあるけど、重岡くんのいる場所はいつも光に満ち溢れてる。

"無鉄砲"に見えるけど、実はきちんと考えて行動しているのを必死に隠してるのは気づいてるよ。と言ったら重岡くんはどんな顔をするだろうか。


重岡くんは、曇っていて太陽が見えず周囲が暗くなってしまっても、いつもの笑顔で「こっちや!!」と真っ直ぐに走って行って、僅かな雲の切れ間から太陽を見つけてくれる人。

そして、太陽でみんなを照らしてくれる人。


もし太陽の見えない方角に着いてしまったとしても、重岡くんは「おい、太陽見えへんやんけ〜!」と笑い飛ばしてしまうのだろう。

そして「じゃああっちや!」と、また真っ直ぐに走って行って、太陽を見せてくれるはずだ。


太陽が見つからない時も「そんなにショゲんなや〜!」と明るく笑い飛ばしてくれるはず。


それで周りがまた明るくなるのだ。


もしかして、この人が太陽なのか?と思ってしまうくらいに。



そんな重岡くんの周囲の明るい世界に惹き込まれる人がたくさんいる。

私もそのひとり。

重岡くんに付いていけば私の小さな世界も明るくなるかな、楽しくなるかな、と感じさせる力を持ってる。

だって、本人がいちばんニコニコでキラキラで楽しそうだから。

付いていきたいと思わせる才能がある人なんだな、と。


だからこそ、重岡くんは太陽を探す天才なんだなと思った。







そんな脆くて危なっかしい重岡くんが

楽しいことを「楽しい」と胸を張って言える重岡くんが

すぐに着火する負けず嫌いで少年のような重岡くんが

無言実行型の重岡くんが

みんなに愛される重岡くんが

心から大好きです。


知れば知るほど、とんでもない人を応援し始めてしまったなと思います(笑)。




アイドルになってくれてありがとう。

アイドルを続けてくれてありがとう。

何があってもアイドルでいてくれてありがとう。

いつもたくさん笑わせてくれてありがとう。

いつも太陽を見せてくれてありがとう。



重岡くんには「ありがとう」でいっぱいです。



いつも笑顔をたくさんくれる重岡くんは、私がいちばん笑顔でいてほしい人です。




生まれてきてくれてありがとう。大好きです。






28歳の重岡くんに、いいことばかりが起こって、悪いことは少なく起こりますように!!





よお〜!!!!!!!👐

パンッ!!!!!!!👏

*1:「天使」は比喩ではなく、ズンドコパラダイスのジャケ写は本当に7人の天使が微笑んでいます。

*2:ジャニーズWESTの9枚目シングル